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《日光東照宮との繋がりを感じさせる不思議な霊獣「久が原東部八幡」》 |
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| 拡大表示 | 2009.11.21更新 | ||||||||
| ●拝殿正面・向拝柱木鼻の不思議な霊獣 拝殿は文久2年(1862)に立て替えられたと伝わる。大田区でも数少ない装飾の多い江戸末期神社建築の特色を持つ。中に素人推理では分からない霊獣がいる、向拝柱木鼻(ごはいはしらきばな)の籠彫彫刻は、見たとき不思議な霊獣がいると思ったが種類は不明だった。日光東照宮の霊獣を研究している高藤晴俊氏の著書によれば、この霊獣は「犀(サイ)」であると教えられた。役割は、火を防ぐ水の霊獣らしい。また、神聖な空間への案内をする役割とも言われている。 |
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| ■『日光東照宮建築装飾図集』角南 隆編 昭和6年(1931)刊 大塚巧藝社 非売品 | |||||||||
| ●上の本は昭和6年(1931)に出版された日光東照宮の姿を写したモノクロ写真集である。写真は日光東照宮が修繕のため必要に応じて撮影した修理等確認写真である。その中から選別したのだとある。普段は見ることの出来ないアングルや場所が見ることが出来る貴重なものである。 |
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| ↑モノクロ写真は、拝殿東面、妻虹梁下にある犀。『日光東照宮建築装飾図集』角南
隆編 昭和6年(1931)刊 大塚巧藝社 非売品 |
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←●霊獣・龍馬(りゅうば) (写真は東照宮) 天馬とも言われる珍しい霊獣である。東照宮においても、陽明門上層の飛貫鼻(ひぬきばな)にだけ見られる。左写真のように半身像の丸彫りであり、二角の奇蹄が特長で14体ある。飛貫彫刻は波の地紋に全身像が浮き彫りにされている、陽明門には8体ある。葛飾北斎の波で有名な「波の伊八」も龍馬を彫っている。 |
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| ●久が原東部八幡社の霊獣は龍馬でなく麒麟(きりん)であった。 鱗(うろこ)を持つ生き物の獣類では、麒麟が最高の存在であると言われる。一般に『体形は鹿に似て、頭部に一角、足は二つにわれた偶蹄、体に風車紋、顔は龍に似るが二本の牙があり、上唇の先端に鼻孔が付く、鯰のようなヒゲは見られない。衿にはカールした体毛がある』(『東照宮に彫られた動植物 図説社寺建設の彫刻』高藤晴俊著 東京美術 1999年)、下の麒麟は雲の中を飛んでいる。↓ |
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